
開院から1週間
やっぴー^^
づらん医院長は診療の合間に趣味の骨董品をながめていた。
部屋には沢山の骨董品が所狭しとならんでいた。
ツタンカーメンのマスク、スキピオの兜、アレクサンドロス大王の剣
など、すべて1流品ばかりだ。
づらん医院長は、みんなからDr.コットーと陰口を言われるくらい骨董がすきなのだ。
昼休みが過ぎて診療の時間がきた。みんな、評判を聞きつけて診療所はあふれかえっていた。
それでも、外科スキルが高いので一度に6人から10人くらい治していく。
「ルビーさん、どうぞ」 ようやく順番がまわってきた患者さんが診察室に入っていった。
「どうですか、その後の具合は?」 いつものようにづらん医師は早口で聞いた。
「この前、いただいたお薬なんですが・・・ここが変だよ 大航海がはじまってから
飲んだのですがそれから記憶が無くなって、気がつけば終わっていました。」
「そんなことがあるのだろうか?」とづらん医師の頭脳はフル回転している・・・。
「たしか、ルビーさんは目が疲れて、指が痛いって言っていたな。
一応、大航海やりすぎ病ってことで診断したけど・・・」
づらん医師は薬のビンを見てすべてを把握した。
これは・・・薬剤師のルーウェンが間違えたらしい。赤い小瓶には メデューサの呪薬と書いてあった。
ルビーさんは飲んだ瞬間に石化したのであろう。記憶は当然ないはずである。
なにごともなかったかの様に、「ちがうお薬だしておきますね」
とづらん医師は医神の神薬をだしたのでした。
次の患者さんは・・・初診だな・・・とづらん医師は問診表を確認していた。
「ルートさん、どうぞ」 その人は一見健康に見えた。
「どうされました?」
「何故か、疲れがひどくて・・・」 ルートさんは小さい声で言った。
づらん医師の診断がはじまる・・・これは心の病だな・・・
「ルートさん、もしかしてみんなに内緒で裏で南蛮とかしてませんか?
内緒にすると心が大変疲れますよ。儲けたらお世話になっている人
とかになにかあげるのが一番ですよ。」 づらん医師の指摘は的確だった。
「わかりました。マンモスさんに1Gほど渡します。」 ルートさんには
笑顔がもどった^^
次で最後だな・・・づらん医師は少し疲れていたが、患者さんの前では笑顔を
絶やさない。
「その後は、どうですか? 運動してますか?」
「いえ、相変わらず外に出る気がしなくて・・・本ばかり読んでいます。
それと、地図が大好きなので集めています。」とびよーくさんは答えた。
「あなたの場合は病気じゃないので運動すれば治りますよ。書庫ばかり
こもるのはやめましょうね。」
づらん医師はまたまた的確に診断したのでした。
づらん医院長は診療の合間に趣味の骨董品をながめていた。
部屋には沢山の骨董品が所狭しとならんでいた。
ツタンカーメンのマスク、スキピオの兜、アレクサンドロス大王の剣
など、すべて1流品ばかりだ。
づらん医院長は、みんなからDr.コットーと陰口を言われるくらい骨董がすきなのだ。
昼休みが過ぎて診療の時間がきた。みんな、評判を聞きつけて診療所はあふれかえっていた。
それでも、外科スキルが高いので一度に6人から10人くらい治していく。
「ルビーさん、どうぞ」 ようやく順番がまわってきた患者さんが診察室に入っていった。
「どうですか、その後の具合は?」 いつものようにづらん医師は早口で聞いた。
「この前、いただいたお薬なんですが・・・ここが変だよ 大航海がはじまってから
飲んだのですがそれから記憶が無くなって、気がつけば終わっていました。」
「そんなことがあるのだろうか?」とづらん医師の頭脳はフル回転している・・・。
「たしか、ルビーさんは目が疲れて、指が痛いって言っていたな。
一応、大航海やりすぎ病ってことで診断したけど・・・」
づらん医師は薬のビンを見てすべてを把握した。
これは・・・薬剤師のルーウェンが間違えたらしい。赤い小瓶には メデューサの呪薬と書いてあった。
ルビーさんは飲んだ瞬間に石化したのであろう。記憶は当然ないはずである。
なにごともなかったかの様に、「ちがうお薬だしておきますね」
とづらん医師は医神の神薬をだしたのでした。
次の患者さんは・・・初診だな・・・とづらん医師は問診表を確認していた。
「ルートさん、どうぞ」 その人は一見健康に見えた。
「どうされました?」
「何故か、疲れがひどくて・・・」 ルートさんは小さい声で言った。
づらん医師の診断がはじまる・・・これは心の病だな・・・
「ルートさん、もしかしてみんなに内緒で裏で南蛮とかしてませんか?
内緒にすると心が大変疲れますよ。儲けたらお世話になっている人
とかになにかあげるのが一番ですよ。」 づらん医師の指摘は的確だった。
「わかりました。マンモスさんに1Gほど渡します。」 ルートさんには
笑顔がもどった^^
次で最後だな・・・づらん医師は少し疲れていたが、患者さんの前では笑顔を
絶やさない。
「その後は、どうですか? 運動してますか?」
「いえ、相変わらず外に出る気がしなくて・・・本ばかり読んでいます。
それと、地図が大好きなので集めています。」とびよーくさんは答えた。
「あなたの場合は病気じゃないので運動すれば治りますよ。書庫ばかり
こもるのはやめましょうね。」
づらん医師はまたまた的確に診断したのでした。
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